模擬国連とは


 模擬国連は、国際連合での会議を想定し、一人が一国の大使を担当して会議に臨み、外交戦略を立てながら利害関係の異なる他国の大使と交渉し、意見の中で共通項を探し、対立点を洗い出し、合意を形成してそれを言語化し決議案という形にまとめていく活動です。ここでは、国際問題への理解のみならず、担当国の政策立案や外交戦略を立てる際の情報収取やリサーチ、会議に臨む際の他国との外交交渉を必要とするため、単なるディスカッションのみに終わらない特殊性があります。この活動は様々な国際問題をより多角的な視点でとらえる必要性を教えてくれます。

 

 模擬国連活動の起源は、1927年にアメリカ合衆国ハーバード大学で創設された「模擬国際連盟」に遡ることができ、第2次世界大戦後は国際連合創設に伴い後継として模擬国連が開始されました。その活動は国際連合のウェブサイトでも紹介されており、現在では米国や欧州を中心に20万人以上の大学生や高校生が、授業や課外活動の一環として模擬国連に参加しています。また、世界35カ国で年間400以上の模擬国連会議が開かれています。 

 

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